ご挨拶

第49回日本医用マススペクトル学会 年会長  
関西学院大学生命環境学部 教授  矢尾 育子

 第49回日本医用マススペクトル学会年会を2024年9月13日(金)~14日(土)に京都で開催いたします。

 2023年度の第48回年会はウィンク愛知において3年ぶりの完全対面形式で実施されました。新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、2020年度の第45回年会(池川年会長・京都)、2021年度の第46回年会(眞野年会長・仙台)、2022年度の第47回年会(東年会長・東京)ではオンライン形式で行われましたが、第48回年会は堤内年会長をはじめ、関係者の皆様のご努力により、対面で活発かつ有意義な議論が繰り広げられました。この活動を維持し、さらに高めることができるよう、準備を進めております。今回、株式会社島津製作所本社(京都)の施設を使わせていただける運びとなりました。ご厚意に感謝しつつ素晴らしい会場で皆様をお迎えできることを嬉しく思っております。研究機関、関連企業、学生の皆様を含む、関連するすべての皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げます。

 また、第12回医用質量分析認定士の講習会も対面での開催を計画しております。日々の技術革新により医療の様々な場面で質量分析がますます重要な役割を果たすことが予想されるため、日本医用マススペクトル学会では2023年度から、医用質量分析認定士の経歴が10年以上の方(更新2回を含む)に医用質量分析指導士の称号を付与することとしております。これからますます活躍の場が広がる医用質量分析認定士の資格を新たに取得または継続いただきますよう、是非受講をご検討頂きたく存じます。

 多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。よろしくお願い申し上げます。